狛江の家・N邸
ミニ開発の分譲住宅地の一角にある旗状地。ほぼ同時期に建設された住宅に囲まれたの袋小路の突き当たりに位置する。年頃も近い家族が集まったこともあり、この袋小路が安全な遊び場となっており、かつての下町の路地の風景を思い起こさせる。
敷地面積は決して広いものではなく建物に囲まれいる場所を快適にするために、この生活道路との繋がりと、北側が平屋建て、東側がマンションの駐車場に面するのでプラバシーをある程度守りながら開放感と光の入り方のバランス意識した。
この家のプランは間取りでいうと1LDK+ロフト。言葉だけでは親子4人の住まいとは思えないが将来の子どもの成長や変化にもフレキシブルに対応することができる家になっている。夫婦と二子の兄弟にとって小さいながらも”豊か”で楽しい我が家となってくれることだろう。
- 竣工
- 2003年
- 所在地
- 東京/狛江市
- 構造
- 木造
- 延床面積
- 69.55m2(21.03坪)
- 敷地面積
- 96.77m2(29.27坪)
photo by Etsuko Moriguchi(※印は除く)