保土ヶ谷の家・F邸
横浜郊外に新しく造成された住宅地の一角に計画された家。 高台からの眺望をいかしつつも、開放感とプライバシーのバランスに配慮した。
妻が子育てと両立してデザインの仕事を自宅でできるように、LDKの一角 にワークスペースを計画。 大きな家ではないが、子どもの遊び場にもなるロフトをバッファスペース とすることで、必要になればデザイン事務所のSOHOオフィスも併用でき るだけの将来的な自由度を持たせた平面計画とした。
高台にあって相当の風圧力を受けるが、ニスクボード(金属断熱サンドイ ッチパネル)を屋根・壁の構造下地に採用することで、在来木造で不可欠 であった通気層が不要となり、その厚さや工程を省きながらも、耐震性・ 耐風圧性・防火性・断熱性・施工性に優れる。
長期優良住宅認定を取得。
- 竣工
- 2011年12月
- 所在地
- 神奈川県横浜市保土ヶ谷区
- 構造
- 木造 2階建て+ロフト(長期優良住宅)
- 延床面積
- 97.70m²(29.55坪)
- 敷地面積
- 129.53m²(39.15坪)
photo by GEN INOUE