多摩美術大学八王子キャンパス計画 彫刻金属棟
多摩美術大学の彫刻科金属専攻の実習棟です。
実習スペースは大部屋と外部の2ヶ所のみで、彫刻棟群の中でも最もシンプルな構成となっています。
この施設もやはりヘビーデューティの必要性からRCを主体としています。鍛造の作業エリアのスラブなどは実に500mmの厚さをもたせています。また木彫棟の集成材の梁に対して、こちらは、鉄骨の梁にカラー鉄板葺きの屋根を架けています。
溶接の際に発生する煙やガスを逃がすため、開口部を大きく取り、機械式の換気量も多く取っています。