多摩美術大学八王子キャンパス計画 塑造棟
多摩美術大学の彫刻科塑造専攻の実習棟です。
分棟の構成をとっている彫刻科の施設群の中でこの塑造棟だけが実習スペースを多層化させています。
塑造とは粘土を主体とした立体作品を造るため、搬入時の材料サイズが小さく、作品も大きいもので等身大サイズ程度なので、荷物用のエレベータを1基設置し、各階に粘土槽を置くことで、3階建てとしました。
2階レベルでギャラリーのある別の棟とブリッジを介して繋がり、一体となって、キャンパスの中心となるプラザから彫刻施設群の中庭へと導く門の役割を持たせています。